ポエムは山野辺一記のお家芸って訳じゃなかったんだ!

――俺だ! 俺だ! 俺だ!
――俺が高見回の脚本を欲しがったのだ! 俺が高見回の脚本を欲しがったのだ! 俺が高見回の脚本を欲しがったのだ! こういう風に! こういう風に! こういう風に! 今月カツカツだけど競ってやる! 今月カツカツだけど競ってやる! カードで! 気分が良い! 気分が良い! ああ! 気分が良い!
――カードでウン万も落として、来月もカツカツ生活が約束される事を、俺が怖がるとでも思っているのか!?


20話脚本と設定資料とフェイトちゃん


流石に今回の身体を張ったネタは、いつも「フーン?」みたいな感じで鼻をほじくりながらわたしのファフナー話を聞き流す友人たちも絶句してくれました。金額に。ありがとう、満足した!笑。
えーと、それで本当に脚本、決定稿になったものから更に削ぎ落とされているんですね。
ビジュアルブックに載っていたもの以外にも沢山削られている所があるですね。
そもそも20話の木刀プレイの所すら、ビジュアルブックも削った上で載せてるんですよ。

総士「僕を…その木刀で打てるか」
一騎「…っ!」
   一騎、目に傷を負った幼い総士の姿を思い出し――
   目を閉じ、過去の罪悪感に耐える一騎。
   一騎、意を決して目を開き、持っていた木刀を総士に放る。
   総士、放られた木刀を受け取る。
一騎「剣司、貸してくれ」
   と、剣司の木刀を取り、静かに構える一騎。
一騎「…打てる」
   総士も、無言で木刀を構える。

萌え〜。
冲方ト書き萌え〜。
それで、何より驚いたのは、ポエムがついてたんですよ。ポエム。
これは…冲方先生が参加してからポエムが無くなりましたけど、単に尺が足らなかっただけで、全話にポエムついてたんじゃないのかしら…!!!!!

総士ノローグ「僕らの声はどこまで届くのだろう。受け継がれる灯火の数だけ哀しさがあるとしても、その輝きが生きたという証しである限り僕らは声を上げ続けるだろう。この先に、まだ未来はあるのだと…声を限りに伝え続けるだろう」