密会

密会―アムロとララァ (角川スニーカー文庫)

密会―アムロとララァ (角川スニーカー文庫)

 わたしは富野信者なのですけれども、特に富野のニュータイプ論、人の革新を体現するジュドー×カミーユカップリングとしては好きです。大好きです。愛してます。光る宇宙と同じ、いや、それ以上の自然さで互いを敷衍し合った2人だと確信できるシャングリラの少年の回が好きです。物凄い勢いで解り易い好みをしていると自分でも思います。
 それが根っこにあるので、ニュータイプの感応能力を機械でやってのけるジークフリード・システムにときめきを覚えてしまうのです。
 余談ですが、今「戦争はファッション」だのとのたまう監督がやっているガンダムの、クルーゼ隊長のクローン×キラ・ヤマト君のお兄さんの話も、ジュドー×カミーユの2番煎じをしてくれたので好きです。一総っぽいのといえばガンダムXガロードとカリスなのかなあ。シナップス・シンドロームに苦しんだり、取り込まれたのを助けようとしたり、全裸だったり?
 そんな訳で感覚の共有ネタが出るたびにこれに立ち戻って読んでみては萌えてしまうのです。(ついでに挿絵の大槍葦人先生が好きなのです)ニュータイプには色々ありますけれど、同性でそれを織り成す話に敏感に反応してしまうのです。

 要するに、一騎も一騎が総士という名前を発音するとき、それは、愛しているという意味と同意義的に使われている事を自覚しろって事ですよ! 石井さんはそっと胸のうちの想いを告げるように愛おしいって白状していましたけどね! 一騎の声が早○っぽいのをどうにかして欲しい。