畸形の神

畸形の神 -あるいは魔術的跛者

畸形の神 -あるいは魔術的跛者

 もう4月か…。
 ファフナーにはまってからのこの2ヶ月間は怒涛の様でした。
 元はといえば、ラジアータの前知識*1として観て、何このSF版サモナイ2*2、で終わるはずだったのが、no whereで一騎が「綺麗な総士を叩き壊した〜い☆」(意訳)とか言い出したのがこの転がり落ちるようなはまりっぷりの原因と言えば原因ですかね…。
 それで小説を読んだら12機のファフナーを統括し、祝せられ、復活を約束しながらも死んでいく総士と、罪の意識に苛まれる一騎で、もうぎゃふんですよ。
ぎゃふん。
キリストとイスカリオテのユダかよ、と。
オタクらしくあざとい設定に眉をひそめながらも、やっぱりこういうのには萌えてしまうのです…。
ついでに小説は一騎が総士の目を潰すのをオカズに射精してる*3しね!(しつこい)
 そんな訳でファフナーに乗っている時の一騎の精神状態というのは神である所の総士との合一による自己愛の楽園なのではないかな…。

*1:AAAがシナリオを外注した先がファフナー前半の脚本の所だというだけで、皆してお通夜状態で「もう駄目だ」「地雷確定だ」だのと言うのでどれほど酷い物なのか観てみたのです。結局ラジアータも脚本がアレでわたくしはこうしてAAAサイトを放り出してこんなファフナーサイトを作ってしまった訳ですが。

*2:男パートナーネスティ(僕キャラで薬漬けで男ヒロインで優等生タイプの人外)エンディングの「果たされた約束」がそのままファフナーのラストと被るのです。ついでにそのラストへ行き付くまでの互いをラブしながらすれ違う主人公と男ヒロインの愛の嵐もファフナーと被……

*3:――俺だ! 俺だ! 俺だ! 俺だ!
――俺が総士の目を潰したのだ! 俺が総士の目を潰したのだ! 俺が総士の目を潰したのだ! こういう風に! こういう風に! こういう風に! お前もこうしてやる! お前もこうしてやる! お前も! 気分が良い! 気分が良い! ああ! 気分が良い!
(中略)
快感が、腰から頭のてっぺんへと奔った。
――ああっ、ああっ、ああっ、気分が良い!