カオスレギオン01

「生意気ぬかすと男娼にして売り飛ばすぞ」
から始まって、この本の冲方先生は何だか頭のネジが数本抜けている気がするのですが、大丈夫なのでしょうか!
凶悪に可愛いトンガリナイーブなショタまで出した挙句に、挿絵に対してそのショタご指名で鼻血ものですとか言い出す冲方先生。
印税で生原稿を買いたくなるほどショタ萌えですか、そうですか…。
後書きでショタ萌えを切々と語り出す冲方先生。

 どうもウブカタは少年が好きなようです。
 こう書くとあらぬ誤解を招きそうですが、別に変な意味じゃありません。
 けっこうドロドロとしてるくせに、どこかでいつも澄んだような哀切がある。真面目なのに滑稽だったり、頑張ってるのに無茶苦茶だったり、何やってんだろうと思いつつも、そうせざるを得ない何かがある。あの妙な生き物としてのオトコノコが好きなようです。
 ジークにしても、昔はどんな少年だったんだろうと、ついそっちに興味がいってしまう。
 もちろん女の子も同じように好きです。ただウブカタもかつては少年だったせいか、どうも男の子に対する肩入れの方が強いような……。
 そんなわけで、今回素敵な少年たちが登場してくれて、僕としては、大いに盛り上がりました。

冲方先生、総士大好きだったんじゃないのかな!?